若い頃は紅葉といっても何の感動も無かったのですが、不思議とおっさんになってからその美しさに感動を覚えるようになりました。これが映画とか小説だとこれまでの人生の積み重ねがあって感動が減ったりもするのですが、なぜこれまでも幾度となく見てきたことのある紅葉に改めて心が動かされるようになったのか不思議です。
そんなわけで今回は滋賀県にある永源寺さんへ行ってきました。紅葉が散って地面に敷き詰められているところがえもいわれぬ美しさ。紅葉が散らないとこの素晴らしさは体験できないけれど、完全に散ってしまうとこれまた寂しいのでちょうどいい加減というのは難しいですね。それゆえベストの時期に出合えた時の感動が大きいということなんでしょうか。