趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

シンガポールの熱い夜とカジノでのジェットコースター【アジアカジノツアー4日目】

  せっかく夜景の綺麗なホテルに泊まっているのに一人ではもったいないという事で夜の街に出かけたところLinaちゃんという小柄だけどグラマラスな感じのベトナムから来た女の子に出会いました。一昨日きたばかりでまだシンガポールの事はよくわからないそう。翌日にはシンガポールを発って入れ替わりでベトナムに行くと伝えたらなんでもホーチミンにいる姉が暇なので案内してくれるとの事。カジノ以外特に予定も無かったのでお願いする事に。そんなこんなでその後はご想像にお任せし、翌日カジノでまた会おうと別れます。

  昨日爆睡したせいか夜中に目が覚めて眠れないのでカジノへ出かける事に。ここまでちょい浮きなので減らしたくないところですが、翌日カジノでデートする事を考えるともう少しコマを増やしたいところ。やはり女の子の前ではいいところを見せたいものです。昨日までの負けを取り返した事だし、多少負けても…などと考えて着替え終わったら足早に深夜のカジノへと。

 

  しかし、そんな邪な思いがいけないのかBJもバカラもまったく勘が働かず1勝3敗くらいのペースでどんどんチップが減っていき30分くらいの間にまたSG $1,000のマイナスに。再びシンガポールのお小遣いデッドラインになってしまいました。ここで理性が撤退して寝ろと囁きますが、やはり一度ルールを破っているのと、どうせまた明日カジノに行くんだからという理由で自分を納得させて再び勝負。しかしこれが先ほどを上回る1勝4敗くらいのペースで瞬く間に追加のSG $1,000が消えて無くなりました。これでトータルSG $2,000のマイナスで当初の予算オーバーだし、完全にやらかしてしまいました。今回4ヶ国のカジノを回るため最初は慎重にいこうと思っていたにもかかわらずこのざまです。こうなったらとことん…とも思いましたが睡魔が襲ってきた事もあり失意の状態で部屋に戻り枕を濡らします。

  翌朝Linaからの電話で目覚めるも睡眠が足らないのと昨晩のバッドビートで寝覚めは最悪です。カジノなんて行きたくないという気もしますが、初めてだから楽しみという彼女を無下には出来ず、気を改めて勝負に挑む事にします。

  まったくゲームもわからないという事なので適当にBJとバカラに座ります。彼女は横で見てるだけなのであまり楽しそうではありませんが、とりあえず自分を優先してなんとか昨日の負けを取り返そうとします。が、これまた昨日の勢いそのままにまったく勝てません。さらにSG $1,500を溶かして合計SG $3,500のマイナスに。予定を大幅に上回る負けに完全に思考回路がショート寸前です。そこで残ってた数百ドルのうちいくらかをふらふらと歩いていた大小へ。しかしこれも外れて、やることなす事全くうまくいきません。もうやけくそで残りのチップを彼女に好きなところに賭けてと言って渡したところ…

 

  なんと4連勝するではありませんか!賭け金も少ないし焼け石に水ではありましたが、後にこの出来事がターニングポイントになります。結果的にそのチップは無くなってしまい、マイナスはSG $3,900に到達。一旦トイレに入って呆然としていたら彼女から心配して電話がはいりました。そんなに長い時間トイレにいたのだとビックリしました。

   トイレから出たところで、ランチにするか散歩でもするかと声をかけられます。彼女もそれなりの額を負けるのを横で見ていたので心配してくれたようです。しかしもうここまでやられたら最初の取り決めなど関係なしとばかりに更に追加の両替をして再び戦場へ。

  彼女もBJを横で見ているうちに21が強いというのを理解し始めました。ダブルダウンなどはまだわからないようですが、絵札二枚だと喜んでいます。しばらく一進一退の攻防が続いた頃に運命の転換期が訪れます。彼女がベットアップしたら?というタイミングで従ってみたところこれが成功。逆にダウンした方がいいと言われたらサレンダーだったり百発百中とまではいきませんが、なかなか高確率で的確なアドバイスがきます。ここで先ほどの大小の出来事が頭をよぎりいつしかベット額とボックス数は彼女が決める事に。ヒットやステイなどは決めますがバンクロールは完全に彼女のコントロール下となりました。これがものの見事にはまり、通常の数倍のベットをするとBJやダブルダウンがあたり、あれよあれよという間にチップが増えてついにプラスSG$4,000に。なんと今朝までのマイナスが全て消えました!ビギナーズラックなのかはたまた幸運の女神なのか。いずれにしても時間もいい具合に迫っていたのでアジアカジノツアー第1弾のシンガポールラウンドはお開きに。彼女にはチップを渡し、結果的にほぼプラマイゼロで終了、引き分けスタートとなりましたが、気持ち的にはかなり上出来です。勝ち越せてたらバッグでも買ってあげるとこですが、また次に会ったらねという事でチャンギ空港へ。

  気分が高揚していたこともあり面倒なMRTではなくタクシーで。簡単な日本語ができるドライバーさんで親日家みたいな感じでした。気を利かせたつもりか車内には聞いた事無い演歌を流してくれてました(笑)。

  空港に着いたらはたと今日一日何も食べていない事を思い出し食事を。海老ワンタン麺とシイタケ炒め、野菜スープでSG$17。なかなか優しい味付けで空腹にぴったりでした。

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 さていよいよ二ヶ国目はベトナムです。ホーチミンには勝利の女神がいるのでしょうか。ベトナムまではベトナム航空のVN654便にて。JGCにお詳しい方はあれ?と思われたかもしれません。修行をするといっておきながらベトナム航空はスカイチーム所属だからです。そう、ワンワールドで無いと意味が無いのですが、シンガポールーベトナムの路線で直行便を探すと手ごろな価格と時間のフライトが他に無く、まあいっかという感じ。将来的にはSFCも見込んでいるので2016年からスカイチームのくせにスターアライアンスのマイルがたまるようになったのもうれしいところ(プレミアムポイントはたまりませんが)。

 

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機材はエアバス321

 シンガポール・チャンギ空港からホー・チ・ミンのタンソンニャット空港までは約1.5時間のフライト。あっという間のフライトですが国際線なのできちんと機内食もでます。シンガポールとベトナムだとベトナムの方が東にあるのに時差はベトナムがさらに1時間マイナス。なんだか不思議な感覚です。そのせいもあって18時25分発のフライトが19時10分着となりました。どうでもいいことですが、ホー・チ・ミンシティと言われるとハノイとごっちゃになってしまって「あれ?どっちが北にあるんだっけ?」となってしまいます。というのも昭和世代なのでベトナムの首都といえばサイゴンというのが身についているわけです。生まれて初めて感動したミュージカルも「ミス・サイゴン」だし、ハリウッドのベトナム戦争映画見ててもとにかくサイゴン、サイゴンですからね。空港のレターコードもSGNだし。

 

 そんなわけで(?)今回泊まるのもグランドホテルサイゴン。街の中心部にあり渋滞していたこともあって空港から約40分くらいで到着しました。

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シックな落ち着いたお部屋

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念願のバスタブをようやくゲット!

 ホテル到着後は夕食に。シンガポールではあまりそれらしい食事をしなかったのでベトナム料理を。とはいえ機内食を軽くいただいたのでそんなにお腹は減っていません。フォーくらいなら入るかなという事で適当にお店を探します。それにしてもベトナムで困るのは値段がいまいちピンとこないこと。200,000ドンとか言われてもさっぱり高いんだか安いんだかわかりません。だいたい1円=0.005円なのでゼロを2個取ってさらに2で割るとそれらしい値段になります。

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近所にあったOSCARホテルのレストランへ。ここにもやはりSAIGONの文字が。

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ちょっとこじゃれた感じでイメージと違うけどま、いっか

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シンガポールで飲まなかったのでTigerBeer
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フォーと生春巻きを頂きます

 食後はホテルに帰ってお風呂に入って即寝。今日のカジノはシンガポールですでにもうお腹いっぱいです。

 

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ドンコイ通りは新年だからか旧正月に向けてなのかきれいにライトアップされてました

 

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