趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

いよいよ最終決戦の地・マカオへ パラダイスシティは脱出直前に復活【アジアカジノツアー8日目】

  ついこの前日本を出発したような気がするのにもう1週間以上が経っているのにちょっと不思議な感覚。やはり歳を取ると時間の流れが早く感じられるけれど、それがさらに加速しているように思います。そして退屈な時間はとても長く感じますが楽しい時間はあっという間にすぎるもの。そういう点でもこの旅が早くも終わりに近づいているのに納得はします。

 

 さて、2019年1月14日深夜現在の状況ではこのソウル・仁川のパラダイスシティに来てからのカジノ勝負ではドンドンと負けを増やして3,300,000₩のマイナス状態。許容される負けの範囲内ではあるもののこのパラダイスシティ、今回が3回目の訪問でこれまで1回も勝てておらずこのままいくと3連敗。3度目の正直とも思いたいし、勝てないホテル、カジノという事になると今後近づきたくなくなるのでなんとか取り戻したい。でも負けが込んでいるときの追加投入ではあまり良い結果が出る事は無いのである意味ここがロスカットラインなのか…。逡巡は続きます。

 今回このアジアカジノツアーは基本一人旅なのですが、当初フィリピンに行く予定だったのをリゾートカジノ.COMさんのOFF会があるという事で行先を変更していました。それもあってたまたま日本の連休にあたるこのソウルの滞在期間だけ知人と一緒に滞在していました。その知人は自分とは逆にじわりじわりとチップを増やしており、1,000,000₩の両替が200、300、500とだんだんと増えていっています。そんなイケイケモードな同室者を持った事もあり夜中にカジノへ舞い戻ることを提案され、悩んだ挙句これを了承。これまでの負債を取り戻すべく追加資金の投入をします。

 ある程度負けが込んだ場合、バカラでの勝負を選択する事が多いのですが知人はどちらかというとBJが好きな事もありそのまま隣席同士で着席。座ったところすぐにカードチェンジが入りますがそのまま席をキープして打ち続けます。この時は我々二人の他に広島から来たという「社長」と呼ばれる60歳のゴージャスな方とどこか大企業の部長然たるその知人の方と同卓しました。大の広島ファンで黒田が好きと言うこの方は背番号15にちなんで1,500,000₩をかけてほぼ百発百中で持っていきます。逆に社長の方はもう少し堅実なベットをされていましたがお二人とも3歩進んで1歩下がるくらいのペースで勝ちを重ね、ともに10,000,000₩くらい稼がれていました。お互いプレイするうちに気心もしれてダブルダウンの成功を喜びあいながら我々二人も勝ちを拾っていきます。いかんせん自分は負けが込んでいることによりこれ以上傷口を広げたくないという心理があってなかなか大きくベッドができずMin100,000₩のベットなので勝つには勝つが増えても限界がありました。知人が早朝のフライトのため寝たら起きれないかも、という事もあって勝負は徹夜で続けられます…。

 

 この時ずっと同じ宅に座っていたのですがだいたいディーラーが3,4人で持ち回りになっていたようでまだ研修中(白いシャツを着ているのでそれでわかります)の2人がとても印象に残りました。一人は日本人でセガサミーの社員のNさん。高身長で細身のイケメン、物腰も柔らかく性格も優しそうでかなりもてそうです。ディーラーとしてもまああまり派手なドローはせずきちんとバーストして場を盛り上げてくれます。ぼちぼち勝たせてもらいました。もう一人はミス25こと韓国人のややぽっちゃりとした癒し系の女性。目じりのキリっとした美人が多いパラダイスシティではどちらかというと珍しいタイプですが、そのほんわりとした笑顔をみているとBJを出されても許してあげたくなります。ちなみに彼女のミス25という名前の由来は同席していた部長(?)が年齢を聞いたところからきています。その彼女が特徴的なのは算数がとても苦手なところ。こちらが20でディーラー17なのにディーラーが勝ちといってみたり、11からダブルダウンしてエースを引いてがっかり、案の定親が20でションボリしているとこちらの12を21と間違えてチップを配ろうとしたり、やや桁の大きいキリが悪い数字(1,750,000₩とか)だとBJの配当が計算できなかったりと、なかなか天然でかわいらしいのです。どちらかというと良妻賢母タイプというかカジノにいてはいけない感じの子なのですが次来た時にまだいるといいですね。で、そのミス25はなかなかプレイヤーには優しい感じでほぼほぼ期待通りのドローをしてくれます。そんな彼女のおかげもあって3,300,000₩だったマイナスは残り1,000,000₩のマイナスまで減らすことができました。

 そこでタイムアップで知人は早朝の便で名古屋・セントレア空港へと帰っていきます。自分も一旦カジノを後にしてシャワーを浴び、空港へ行く知人に同行して見送ります。この知人は結果的に10万円の投入で110万円を稼ぎ出して(プラス100万円)人生最高の勝ちを記録して帰途につきました。うらやましい!!

 

知人を見送った後はパラダイスシティへと戻ります。この時朝6時半ごろでチェックアウトの12時まではまだ時間があります。次の目的地・香港へのフライトは15時なのでさてどうしたものか。徹夜で勝負していたので疲れてもいますしやや頭がぼんやりしています。ある程度負けを減らしたこともありこのままの勢いで勝負を続けるのか、それとも睡眠不足での勝負は避けるべき、という自分なりのルールを遵守すべきか。はたまたこれで手打ちとして1,000,000₩のマイナスで打ち止めとするか。とりあえずまだ時間はあるので勝負するかどうかの結論は後回しにして、フライデークラブさんのサービスであるレストランの無料利用を使わせていただいて「On the Plate」へ行くことに。ただ、眠気もあるので数時間寝てから行くか、それとも食べてから寝るか。数時間寝たい気持ちもありましたがあまりに眠いと食事はいらないから寝ようという気になるかもしれないと思い、まずは朝食を済ませることにします。このレストラン、なかなかお値段が張るだけあってそれなりに立派な内容ですが朝食でこのお値段はちょっとやりすぎなような。まあ今回は無料だったので良いのですが、自腹だと夕食はともかく朝食で利用する事はちょっとないかなあ。

 

 

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 朝食後は部屋に戻ってとりあえずチェックアウトの時間までは睡眠にあてます。さすがに徹夜の勝負はこたえます。目覚めた後は荷物を片付けて部屋を後にします。

 さて、フライトの2時間前に空港に着こうと思うと1時間くらいの時間が残されています。そしてこれまで散々繰り返されてきたパターンですが、負けを恐れずに再び勝負に挑みます。短時間で大きく勝つにはやはりバカラが手っ取り早い。まずは最適な卓を探します。自分の場合ベット額をあげるのに納得するためにはツラが発現しそうな事が条件となります。どれもピンとこない中で唯一可能性がありそうな卓は残念ながら全席埋まっていました。通常ならここで諦めて他に回るのですが、わざわざ勝負するのに来なさそうな卓を選ぶよりはあまり気乗りはせずとも立賭けすることを選択します。BPPBBBBPPTの後にほぼ全員がBに張る中で敢然と後ろからPにベットしこれがヒット。次も当然Pへ掛け金を増やしてベットします。卓の他のメンバーも今度はツラ追いとばかりに全員でPベット。そしてこれも当ってPのツラが伸びます。結果として5連勝したところでディーラーが交代。これに違和感を覚えてPのツラを追うもののベット額を下げたところ、案の定そこでBが出てPツラも終了。このバカラでの勝利額はプラス1,500,000?となり、なんとマイナスを全額返済して僅からながらもプラスに転じました!ちょうど時間もいい頃合いになってので手仕舞としキャッシャーにて両替した外貨をすべて救出すると共に500,000₩を持ち出すことに成功。小さな小さな一歩ですが、連敗だったパラダイスシティで勝利の結果を残すことができたのは大変大きな一歩だったと思います。
 
 カジノを後にしたら足早に空港に。幸いシャトルバスの出発と同時に乗り込むことができたので待ち時間も無くスムーズにチェックイン、イミグレと進みます。ソウル・仁川空港から香港空港まではキャセイパシフィック航空CX411便にて。JGCの為のワンワールドのマイルを稼ぎます。機材はボーイング社の777-300。きちんと個人モニターがついているので「未来のミライ」を鑑賞。約4時間ほどで到着します。

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 香港空港到着後は昨年完成したHZMB(香港珠海澳門大橋)を通ってマカオ入り。朝方までプレイしていたのと旅の疲れが出たのか喉をやられて風邪気味なので早めに休むことにします。

 

 

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