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AJPC名物トーナメント・サムライでリバーの悲喜交々を知る【AJPC仁川参加録・6日目】

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  序盤のタイトなプレイはボードの助けもあって徐々にスタックを増やしていきます。おおきな展開があったのが何度か顔合わせをした香港か台湾のプロとのマッチアップ。ボタンでA4sの際、件のプロがCOから2.5BBレイズ。現状負けてそうですがポジションもあるのでコール。これにSBもコールして3人でフロップへ。 AQ5レインボーでバックドアフラッシュドローとストレートドローにトップペアヒットですが、プロのレンジにもしっかり当たってそう。SBチェックですが、プロは2/3ポットレイズ。CBだとしても妥当ですし、ドローもあるのでコール。SBもコール。ターンでボードに4が落ちてツーペアになりました。フラッシュとストレートは消えましたが勝負になりそうです。SBはチェックですがプロはしっかりポットベット。KKはともかくJJ以下のペアでは無さそう。AK、AJあたりなら勝ってますが、AQとなると勝てません。おそらく最善手はコールかフォールドでしたが4倍のリレイズをかけてしまいました。するとオールインがかえってきます。これをコールしてしまったのですが、後から考えれば失敗の上塗り。相手はQポケで見事にセットが完成してました。あのオールインは相当強い手しか打てないですし、こちらから見たレンジにもピッタリハマってましたからフォールドすべきでした。やっちまったと思いましたが、無情にもリバーに落ちたのはなんとAでフルハウス完成。下手なムーブのおかげでポットを膨らませたせいでプロを飛ばしてしまい、テクニックを運だけで倒すというポーカーの不条理を体現してしまいました。

  これでかなり大きなスタックになりました。その後HJの3BBレイズにボタンでAQsから10BBリレイズをいれました。これに30BBの4ベットがきましたがオールインで返したところ相手もコール。出てきたハンドは39sで無事勝利。その後もオールインのブラフをキャッチしてかなり大きなスタックになりました。

  敵となるのは左隣くらいで同じくらいのスタックを持ってます。基本的にはこちらがポジション悪いので先には打ちたくないと思ってました。そう思っていた矢先にUTGの左隣が3BBレイズしてきます。このときばかりは相手が先に動きます。BBの自分のハンドは44。通常UTGのレイズはかなり良い手だとされますが、スタックも大きいのでこのときはTT+、AT+あたりのレンジだと思われます。AA、KKでなければフォールドエクイティもあると思い3ベットをしかけました。すると相手はコールして落ちたボードが333。44の自分はフルハウス完成ですが、相手がペアならおそらく負けています。とりあえずチェックすると相手はレイズをいれてきます。よくよく考えたら先にオールインをぶっこんでおくべきだったように思いますが、相手のレイズにはコールしてターンはT。こちらチェックに相手が再びレイズ。これにもコールしてリバーがK。相手がミニマムレイズでこちらもコール。相手のハンドはAKで負け。結果的にリバーでまくられてしまいました。結果論でいえばターンまではアクションとしてはそんなに悪くなかったですが、フォールドさせないとこういう悲劇が起こるわけでそういう意味ではオールインが正解だったようにも思います。まあその場合飛んでいた可能性もあるわけですが。

 そんなわけでリバーで生き残ってリバーで爆死するという体験をしました。このビッグスタック同士のぶつかりのダメージが響きます。その後はショートスタックのオールインA8をAQで受けたもののボードに8が落ちてさらにチップが激減。その後はオールインに頼るしかなくなりビッグスタックに受けられて終了となりました。

 

 ポーカーは運の要素も大変大きいですが、その運を活かすには強気の攻めが重要だなと後から思いました。