おススメ度 ★★
スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』が初めて公開された時はCGがここまできたのか、と当時の誰もが驚かされたと思います。そんなシリーズもこれが5作目。あれから四半世紀も経つんですね。そんなわけで今作『ジュラシックワールド／炎の王国（原題：Jurassic World: Fallen Kingdom）』のCGも相変わらずで生きているとしか思えない恐竜が暴れまわります。とはいえ映像だけでこれまでの作品を超えるのかというとそういうわけでもなく技術的な進歩が感じられるわけでもないので特に目新しさは無し。登場する恐竜もほぼこれまでと同様ですから、あとは脚本が重要十いうことになるわけですが・・・。
結論から言うとあまり見応えのするストーリーではなく、むしろこれからの更なる続編への繋ぎ的な位置づけの作品であるように思います。前作でも出ていたヴェロキラプトルが再登場して、その長女だったブルーのシーンはなかなか観ていて面白いのですがいかんせん登場人物にあまり面白みがないというか前作と変り映えしないという感じ。
このシリーズ初めてだとちょっと流れがつかみづらいですし、かといって続き物として観ると刺激が足りない気がしますのでやや消化不良。もう少しアイデアのある作品がみたかったなあというところです。
