昨日は曇り空の為か寒いくらいでしたが、今日はうって変わってピーカンの暑さを感じる天気。これなら冬でも全然海に入れる感じ。
さてダイビングを初体験して幾つか初心者が気をつけるべきかなと思った事をまとめておきます。体調を整えるなどは想像がつきましたが、実際に困った点です。
1.スケジュール（予定時間）を確認しておく
2.トイレをしっかり済ましておく
3.手・指の怪我
まず1のスケジュールの確認ですが、だいたいどれくらいの時間潜るのか、次の休憩までどれくらいなのかをしっかり聞いておくようにしましょう。実際途中でかなり疲れてきてたのですが、ギリギリなんとかいけた感じでもう少し長かったら危なかったなと思いました。自分でヤバそうと思った時に直ぐに申し出れるように、事前に後どれくらいかかるのかを把握しておくのは重要です。
次にトイレですが、特に今回初日は肌寒く感じた事もあってか途中で用を足したくなりました。その時はちょうど休憩になったのでなんとかなったんですが、その後は実習の途中でどうにもならず。レイテ沖やシブヤン海に眠る英霊に申しわけない事をしてしまいました。事前に水分を摂りすぎないというのも大事かもしれません。
最後に手や指の怪我です。足はマリンブーツやフィンを履くので怪我の危険性は少ないですが、手は剥き出しのケースが多いと思います。海中だと珊瑚や岩などがありますから、勢いよくぶつけると切れたり刺さったりします。不慣れなダイビング中だとコントロールが効かずに慌てて手をついたりしてしまいがちです。インストラクターの方も言われると思いますが手はなるべく使わないように気をつけると共に心配であれば、何か対策をしておいた方がいいでしょう。
いずれにしても確認しておくべきなのはピンチのサインです。水中でトラブルになった際に1番怖いのはパニックです。落ち着いてトラブルが起こった事を伝えられるようにハンドサインなどはしっかり聞いておきましょう。まあ水中以外でも何か困ったらどうすれば良いのかは確認しておくと良いと思います。私の場合はかなり疲労が溜まってこれ以上はキツイと伝えたかったのですが水中では難しくどうしようかと悩んでいたらギリギリ終わって助かりました。
水の中は普段の生活とはかけ離れていますから通常ならなんでもない事でも結構困ります。ですから事前に出来る対応はしっかりしておきましょう。
さて、ダイビングの実習は結構体力を使うという事を昨日体感したので朝食はしっかり食べてから出かけます。タクシーをつかまえallblueさんのあるVistarmar beach resortを目指しますがセブシティがかなりの渋滞の上にドライバーさんが詳しい場所がよくわからない様子で時間がかかり遅刻してしまいました。もう少し余裕をもって出るべきでした。
まずは宿題の答え合わせをしてその後は海に実習に出ます。この日はファンダイビングをする女性が二人いたので船に乗り込んで出発です。約20分程でマクタン島沖にある島に近づきダイビング開始。船から海に入るボートエントリーは初なので入り方を習います。今回は足を大きく開いて入るジャイアントストライドエントリーです。最初はコツがわからず着水した時に海水を飲んでしまいました。たぶん息をしっかり吸って吐くタイミングで飛び込むのがいいんだろうと解釈して後で試したらうまくいきました。海中では簡単にホバリングの練習などをしてその後はわりと水中遊泳を楽しむ感じ。チンアナゴらしき魚やニモことカクレクマノミを見ながら1本目が終了です。
お天気のお陰か昨日は寒さを感じるくらいだった海も今日はとても気持ちいい。船上で30分程休んだら2本目です。実技の項目はほぼ終了との事で純粋にダイビングを楽しみOWライセンスの最大深度である18mまで潜ります。透明度もまずまずで人生初の水深を楽しみました。
その後は岸に戻り昼食休憩の後に試験対策の最終授業を受けていよいよ本番です。8割の得点が必要との事でしたが無事クリア。PADIのOWライセンス獲得です！本物の免許はパリの本部へ申請してからとの事なのですぐにはもらえませんがスマホに仮免許をもらいこれでいつでも潜れるようになりました。最後にログブックという記録をつけて解散です。allblueさんありがとうございました。アドバンスの免許も機会あれば取りに来たいですね。
ホテルに戻った後は遊びの時間です。カジノ好きがカジノ行かないわけには行かないので出かけますが、ホテルを適当に取ったので場所がわからず調べてみると意外に近くて歩いて行けそう。セブ最大のカジノであるウォーターフロントホテルまで徒歩10分でした。途中屋台村みたいなながあったので寄ってみるとラーメンの文字が。気になって頼んだらこれがスープにコクがあって意外にもいける。麺が茹ですぎでしたが海外でのこのクオリティには驚き。
店員さんにカジノの場所を聞いて移動開始。セブ最大という事で期待していたのですが、マカオやラスベガスならかなり小規模なクラス。BJやバカラが数テーブルしかなくほぼ見渡せるレベルでちょっと落胆しました。
フィリピンのカジノの良い点はミニマムが低い所でしょうね。初心者が雰囲気だけ味わいたいとかなら向いてるかもしれません。他の国に比べてセブは特に日本人の若者が多いなと思いました。BSなぞ御構い無しにうつ輩も多いので気になる方はパスした方がいいかも。またディーラーがやたらチップを強要するのも頂けません。カジノ好きにはちょっとイマイチな環境な気がしました。
それでもなんとか1万フィリピンペソ（PHP）だけ勝ったところで早目に撤退。夜の街に出かけますが時間も24時を回っており体力の限界。結局2時間くらいの散歩になりました。
