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オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

人気上昇中のセブ島でスキューバダイビングライセンス・オープンウォーター講習を受講開始【フィリピン初上陸記②】

 ニノイ・アキノ空港でセブ島行フィリピン航空の早朝便のチェックインが始まるのがAM1時30分からという事で、ターミナル1から2に移動した後はしばらく時間潰し。しかしフィリピンは空港を始めWi-Fi環境があまり整っておらず、ここでもかなり苦労しました。フリーWi-Fi自体はあるのですが電話番号を求められるもののその後のパスワードが返ってこなかったりします。インフォメーションでスマホゲームしてる職員がいたのでこれだと思ってフリーWi-Fiあるかと聞いたら繋いでくれました。

  小腹が空いていたのですがパンやドーナツを売っているお店もほとんどは24時前後は翌日の準備などでclose状態。あるお店で尋ねたらAM3時オープンとの事なのでしばらく我慢。有難い事に人が少なくベンチに肘掛けがないのでフラット状態でしばらく寝る事にしました。そこで仮眠が取れたのはいいのですがぐっすり寝過ぎたせいか搭乗口に並んだ際に帽子を落とした事に気が付く。そこそこお気に入りなので探しに戻るもなかなか見つからない。諦めかけたところで椅子と保護色になっている帽子を発見して飛行機に乗り込んだところで売店で買った飲み物を忘れたことに気が付くも後の祭り。しっかり寝られるおかげで忘れ物とかしやすいような気がしますから注意しないといけませんね。

 セブ島行きのフィリピン航空PR1841便はエアバス321にて。フィリピンの国内線なのに個人モニターがついていて日本語にも対応していてビックリ。1時間ちょっとのフライトでしかも前日まともに寝ていないので使うことはありませんでしたが。よっぽど日本人が多いってことなんでしょうかね?

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セブ島行きのエアバス321についていたモニター。日本語なのでらくちん

 

セブ・マクタン国際空港に到着した時にはまだ日が出ておらず真っ暗。この日は朝8時からスキューバダイビングのライセンス講習というスケジュールです。昔から興味はあったものの仕事が忙しいとなかなか取得の機会も無くずっと見逃していましたが、これはよく考えたらいいチャンスだと思ってオープンウォーター(OW)の取得コースを申し込んでありました。元々JGC修行の為に海外旅行を考えていて、どうせ寒い時期なら温かいところという事でセブ島に来る事が先に決まっていただけでしたが、滞在中の予定も特に決めていなかったのでちょうどピッタリでした。その分スケジュールがダイビングに合わせたものではなかったので到着日の朝からという結構ハードなものになってしまったのでした。

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空港の看板。すっごい地味

 

 空港に着いた時間はまだ朝6時ごろだったので今から行っても早すぎます。ホテルに行って休むか空港で休むかどちらかですが目の前にベンチを発見したのでそこでまたまた仮眠。7時過ぎに起きて目的地のVistamar Beach Resortホテルまでタクシーで向かいます。フィリピンのタクシーは黄色と白色がありますが黄色は優良タクシーとのことでその分お値段も高め。白が40フィリピンペソ(PHP)スタートなのに対して70PHP。日本円にしておよそ60円の差です。元々かなり物価が安いので日本の感覚からしたら気にするほどのレベルでもありませんし、少しでも安心が買いたいなら黄色でいいかも。

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空港やホテルからタクシーの乗るときは係員に言うと行先やナンバーなどを書いてくれる



空港からは30分ほどで目的地に到着します。このホテルの中に「ALLBLUE」さんというダイビングショップがあり、そこでOWの講習を受けます。ショップはホテルに入ってまっすぐ進み、レストランを抜けてプールの右にあります。名前を告げるとまずは日本語の教本をもらって座学からスタートとの事。フィリピンは物価もあって安くダイビングのライセンスが取れる事で有名ですが、その中でも韓国経営だと相当安くいけます。ただしもちろん韓国語ないし英語での講習となるのでそのあたりの自信がないとちょっと厳しいと思います。その点今回お願いした「sllblue」さんは日本経営のお店なのでスタッフも日本人が中心なので講義を受ける側としてはかなり楽。ちょっとわからない事があっても簡単に聞けるのがいいですね。後に海に入ると感じたのですがおそらく一番怖いのはひょんな事からくるパニック。そんな時にとっさに英語でコミニュケーション取れるかという自信が無い人には日本語での対応ができるショップをおススメしたいなと思いました。

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Vistarmar Beach Resortのプールから眺める海

 

 さてまずは教本を読んでいきますがなかなか分厚い。まともに相手してたらかなり時間がかかりますが、後に試験問題となるような箇所をピンポイントで練習していけるように教えてもらい1時間ほどお勉強。その後はいよいよウェットスーツを身にまとい海へと出発です。しかし慣れないもので腕の場所に脚を通してしまうなど苦戦してようやく装着。ダイビング機材の説明を受けて練習してからタンクを背負うのですが、これが重い!20kg以上あるとの事ですがこれはなかなか厳しい。行きは下りだったのでなんとかなりましたが海でヘトヘトになった後に階段を上がってくるのは大変でした。

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分厚いマニュアル。日本語だから何とかなるけど英語だったらと思うと恐ろしい

 

 最初は浅い海でのトレーニングです。マスクに水が入った時のクリア方法や会話のできない水中での意思交換の為のハンドサインを習います。これまでシュノーケリングをしてた時もマスクに水が入ってきてパニックになりかけた経験があったのですが、このクリア方法を聞いて感動。こんな簡単な方法でOKだなんてもっと早く知りたかった。ていうか学校とかで教えて欲しいレベル。ある程度基本的な動作を学んだ後はいよいよ海中へと進んでいきます。今回ダイビングのライセンスを取るにあたって一番不安だったのが「耳抜き」ができるかどうかです。耳抜きというのは水中に潜ると水圧の関係で鼓膜が痛くなるのでそれを防ぐために必要な動作なのですが、苦手な人はこれがうまくいかずにライセンス取得が遅れたり場合によっては断念するといった話も聞いていました。自分ができるかどうか全く分からなかったので心配でしたが、いざそのときは不意にやってきました。もっと深いところに潜ってからかと思っていましたが数メートルもぐると急激に鼓膜が痛くなります。そこで習った通りに鼻をつまんで息を吐き出すと、鼓膜がスッキリ。また数メートル潜ったら鼻をつまんでスッキリ。どうやら無事耳抜きはできたようで一安心です。その代わりに苦労したのが海底でのマスククリアの練習。今回の講習でかなり苦労したのがこのマスククリアです。まず海中でマスクをはずすというのが結構怖い。そこに水をたっぷり入れてからまたはめて、そこから水を外に押し出すわけなのですがなかなかうまくコツをつかめずリテイクを受ける事も。その後も何回かやりましたが未だに完璧にはいかずまだまだ苦労しそうです。

 

↓以下は今回お世話になった「allblue」さんのHP

http://all-blue-cebu.com

 

  昼食抜きで午後2時くらいまで海にいたせいか、初日の実習が終わった時点でかなり疲労困憊。海から上がるとスキューバキットの重みで倒れそうになりました。帰って一眠りしたいと思っていたところに宿題を渡され、朝までぐっすり寝るわけにはいかないと知ってちょっとガッカリ。まあ自分の為ですから気合いで頑張るしかありません。

 

  講習後は腹ペコだったのでそのまま横のレストランで食事。フィリピン料理をいただきました。今まで食べた事がありませんでしたが、NYのなんかのアンケートで世界一になっただけあってなかなかフィリピン料理もいけるなと思いました。

 

  食後はタクシーにてセブシティのホテルへチェックインに向かいます。もちろん車内は爆睡。部屋に入ってすぐに勉強しようかと思いましたが、今日一日まともには寝てないので体力が持たずとりあえずダウン。しばらくして起きたのですが遠出する元気がなくすぐ近くのマクドナルドへ。さすがに物価の安さを感じる価格でチキンとポテトとドリンクのセットで200ペソしないくらい。店内で食べてると物乞いとおぼしき少年がやってきて歌を歌い始めます。ずっと無視していたのですが敵もさる者。何かくれと手を出して微動だにしません。やがて根負けしてライスボールを奪い取られました。路上ならいざ知らず店内でのこういう展開はさすがに貧富の差が大きい社会だと感じずにはいられませんでした。

 

  ホテルに戻ってからはまじめにダイビングの教本をお勉強。宿題が終わったら力つきるようにダウン。カジノや夜遊びでもという思惑に身体がついてこず2日目が終了しました。

 

 

 

 

 

 

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