おススメ度★★★★★
10年ぶりに帰ってきたスティーブン・ソダーバーグ監督のオーシャンズシリーズの女性版。メガホンはゲイリー・ロス監督ですが残念ながら存じ上げない(´・ω・`)。名前にはオーシャンズと入ってるもののの主役のサンドラ・ブロック演じるデビー・オーシャンがダニー・オーシャンの妹というような一部の設定を引き継いでるだけでほぼ別物として考えて良く、この作品単体で十分に楽しめます。
オーシャンズシリーズの面白さはその脚本もさることながら監督の人脈で集まった超有名スターの共演があったかと思います。今作品でもその傾向は引き継がれ、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイなど主役級の女優が集まっています。アン・ハサウェイはいまハリウッドで一番セクシーな女優ではないかと思いますが、この作品でももうフェロモンがバリバリでていて実にたまりません。
さてストーリーはそのアン・ハサウェイ演じるところの大物女優ダフネ・クルーガーから超希少な宝石を盗み出すという計画を進めていくわけですが、これまでのシリーズ同様に仲間の協力で準備が整い、本番実施、そしてさらに…という物語の王道となる起承転結がしっかり描かれています。最初から最後まで目が離せず、また観終わった後の感覚もまた素晴らしい超おススメの作品です。ひょっとしたらこれまでのシリーズを超えたかもしれません。それくらい良くできたストーリーだと思います。あまり多くの情報を語るよりはまず観てもらった方が良い作品だと思います。前述のようにこれ単品でじゅうぶんに楽しめますからオーシャンズシリーズを知らない方もあまり気にせず鑑賞してもらうと良いのではないでしょうか。