趣味全開で世界を巡る

オタクなおっさんがアニメ・ゲームにうつつを抜かしながら時間が空いたらカジノを中心に世界へと旅立つ。目標は月1海外旅行。

出発直前の最終勝負!果たして運命の女神は微笑むのか【アジアカジノツアー11日目】

 いよいよ長かったアジアカジノツアーも最終日です。実際には日をまたぐ便なので帰国自体は翌日になりますが、海外での滞在は本日がラストです。昨日は体調不良をおして勝負に出たら勝ちを全部溶かしてマイナスに突入するというセルフコントロールのできていない最低の結果に。早朝に目を覚ましましたが、昨日よりは多少良くなったものの腰痛自体は改善されておらずやはり万全とはいえない状態。負けを取り戻したい気も山々でしたが昨日の轍をふまないように、チェックアウト直前までベッドで休むことにしました。

 

 が、ではなぜ自分はこのカジノツアーをやったのか、ここで引き下がったらそもそもこの旅のレゾンテートルが崩れてしまいます。ということで出発30分前に背中をさすりながら勝負にでかけます。負けを取り戻さなくてはいけないし時間もありませんからそれなりにベッドは大きくなります。まずはBJへ。祈るような思いでプレイしていましたが、普段は全くと言っていいほど決まらないこちら11、ディーラー10からのダブルダウンが2回とも絵札を引いてディーラーの20を撃破。破竹の勢いでチップを増やします。BJも挟みながらチップが倍増したところでほぼタイムアウト。換金に向かいます。しかし、換金所の手前にあるバカラテーブルになぜか知人が目をつけて座ろうという申し出。もう出発の時間が迫っているというのにw。だいたいシュートの7,8割くらいが終わっている卓でツラは5目がMAX。まあ標準的な卓でなぜこの卓に目を付けたのかは理解できませんが、ギャンブラー独特のインスピレーションなのでしょう。PBBBBBPの後にPに賭けます。するとこれがナチュラル8で勝利。ここで終わるかと思ったらもう1回という事で再びPへ。2枚めくったら0対7。これはもう厳しい。ところがP3枚目をめくると8がこんにちは。連勝です。結果的にPが4連勝して5目まで伸びます。ここから伸びるかは微妙なところ。この卓のMAXは5目です。こういう時はやたらTIEがくるという経験則があるので普段の3倍くらいのベットをタイにかけ、Pベットします。プレイヤーは絵札と5で5、バンカーは絵札と2で2です。両方ドローなのでまずはプレイヤーの自分が引くと絵札で5のまま。バンカーは絵札引いてくれーと願ったら3。ん?5ってことはタイじゃん!ということで見事大張りしたタイをゲットしました。次もプレイヤーにかけますが、そこで切れてやはり5目が限界。しかし偶然賭けてたペアを取れたのでほぼペイできてバカララウンドも終了。

 結果的に昨日の負け分も取り戻し、マカオラウンドをHK$8,000のプラスで終了することができました。

 

 勝負に熱くなりすぎて出発予定時間をちょっと回ってしまいましたので慌ててチェックアウトしてタクシーを捕まえます。香港空港行のバスに乗る為イミグレに行きたいので「HongKong Airport」と伝えますが、「Airport」は伝わるものの香港というのがわかってもらえない。「MACAU Airport?」とか言われるので必死に否定する。そこで携帯を使って「港珠澳大橋」と表記したらおおきく頷き無事出発。しかしこの行為が後に裏目に出るのでした…。

 イミグレを通過してバスに乗り込み香港サイドに到着したところでその問題に気が付きました。あれ?携帯が無い!そう、さっきのタクシーで出したときにそのまましまい忘れていたのでした。今更戻るわけにもいかず見つかる見込みも無さそうなので諦めます。それにしても今回は落とし物、忘れ物が多い。最初のシンガポールで革ジャンを忘れ、出発前に空港で買った目薬は一度も日本に戻ってくる事なく紛失。マカオのホテルの鍵も無くしてあわや罰金(許してもらいましたが)。そしてついに携帯です。幸い支払い機能などはつけていないのでそこまで悪用されることはないでしょうが、それでもその後の手続きやアプリの整理などを考えると大変憂鬱です。まあでも財布やパスポートを無くしたり、カメラやPCを紛失することに比べればマシなほうでしょうか。不幸中の幸いという事にしておきます。

 さて香港空港からは日本ではなくシンガポールに一旦飛びます。というのも羽田-シンガポールの往復便でチケットを取ってあるからです。できれば香港から直接帰国するルートでチケットを取りたかったのですが、そういった片道のチケットを取ろうとするとだいたい3倍から4倍くらいの値段になるので諦めました。シンガポール・チャンギ空港までは初めて乗るLCCイメージカラーが黄色のスクート航空です。日本にはあまりなじみのない航空会社で、これだけ手配の関係でeチケが印刷できていなかった事もあってやや不安でしたが無事搭乗。これまで幾度となく使ってきた香港空港ですが、初めてターミナル2へ行きました。まだガラガラですがこれから利用も増えていくのかもしれませんね。
 チェックイン後はなぜか2時間前になっても搭乗口が表示されないので先ほどまでの不安を再び思い起こしながら一旦昼食に。だいたい帰国前はここのPOPEYSでチキンを食べるのがルーチンになっています。普段は多めながらもなんとか3PC食べきるのですが、今日は体調がイマイチなこともあってか2PC食べた段階でギブアップ。
 食事後にフライト情報をみるとようやくゲートが表示されていました。最悪機材が来ないんじゃないかと思っていたので、なんとかシンガポールまで行けそうで安心。そこまで行けばJALなので何かあっても安心です。
 今回の機材はスクート航空に2機だけというエアバス社のA321neo。neoというだけあって座席は新しい感じでしたが、さすがにLCCだけあって座席のピッチは狭め。膝を抱えた時にちょうど前の座席にフィットするので意外と自分的にはアリなサイズでしたが一般的にはややキツイんではないでしょうか。当然食事もモニターもないのでひたすら寝ます。

f:id:haseger:20190122202240j:plain

 本来4時間のフライト予定がシンガポール上空で30分以上旋回していた感じで5時間弱かかってしまいました。もし早めについたら一旦出国してカジノでちょっと勝負するのもアリだなと思っていたのですが、残念ながらその余裕は全くなくなってしまいました。どちらにせよ紛失した携帯の手続きを取らなくてはいけなかったのでそれに時間を使います。ところが日本への連絡を試みますがこれが全くうまくいかず。HPに書いてある番号にかけても日本へ転送される気配を感じません。ある程度苦戦したところで体調の悪さも相まって通信を断念、帰国後にすべてを託します。

 その後はJALのカウンターにてチェックイン。ここでプレミアム・エコノミーの特典があってラウンジを使えるとの事。身体もだるかったのでゆったりと休めそうなラウンジの提供は大変ありがたく、人も少なくてとても快適。日本語の新聞も数誌あり食事もドリンクもフリーでラウンジとしてはなかなかの部類ではないでしょうか。

f:id:haseger:20190122201940j:plain

JALとは2017年より提携開始のdnataラウンジ

f:id:haseger:20190122202126j:plain

食事もわりかし豊富にそろう。本日はうどんと焼き鳥を頂く

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村