いよいよ2019年10月から消費増税が始まります。景気が落ち込むことが予想されるためその対策としてキャッシュレスでの支払いに対しては何らかの還元が行われます。もちろん今後の世界水準であるキャッシュレス化を進めていく狙いもあるわけですが、クレジットカードももちろんその対象です。
クレジットカードに対する還元は今のところ1年と決まっていますが、逆に言うと現金払いは損をしてしまう事になりますから利用しない手はありません。普段からクレジットカード払いを積極的に利用していない方はこの機に契約するべきかもしれません。
クレジットカードに対する考えは色々ありますが、大きく5段階に分かれるのではないのかなと思います。
クレジットカードに対する5段階のスタンス
1現金主義(所持枚数0枚)
とにかくカードが嫌いで、できるだけキャッシュで払いたいというタイプ。私も若い頃はそうでした。自動車のウン百万とかもキャッシュで買う、みたいな。クレジットカード=多重債務というイメージがあり、使い過ぎによる借金生活に対する恐れを抱いています。
クレジットカードで買い物をし過ぎてしまうという心配がある方は「キャッシング」という機能を0円にする事で自分の貯金以上の買い物を防ぐことができます。「リボルビング払い」といういわゆる割賦方式もOFFにする事で自分の口座以上の金額が使われる事はありません。自分の意志に自信が無くても設定次第で管理が可能ですから、必要以上にクレジットカードを恐れる必要は無いと思います。
2一張羅(所持枚数1枚)
基本的にカードはあまり使いたくないが、海外旅行時であったりカードが有効な場面もあるので1枚だけ保持しているというパターン。カードに対する壁はあるので年会費は無料が1枚というケースが多いでしょうか。
クレジットカードには種類がたくさんあり、それぞれ得意なパターンがあります。特定の店舗で割引が効いたり、様々な特典があったりします。中には無料というものもたくさんありますから、まずは無料のカードでもう1枚作ってみる事をおススメします。メインとサブで使い分けをする事でさらにお得になります。
3最低限(所持枚数2〜3枚)
カードを使う事にそれほど抵抗は無いが、あまり持ちすぎるのも煩雑なので数枚だけ持つという考え方。よく行くスーパーの還元が大きいものであったり、メインカードになる1枚を中心として使う。
クレジットカードにはそれぞれメインとなる柱があります。銀行系のカードだったら口座からの引き落としであったり、楽天などのショップカードだったら買い物にポイントがついたりとそれぞれのメイン業務には何かしらの優遇策がめぐらされています。自分の生活に支払う金額を見直して、それに対応するカードを利用することでさらに節約が可能となりますから一度見直してみると良いのではないでしょうか。
4ポリバレント(所持枚数4〜9枚)
カードでの支払いを積極的に利用するタイプで複数枚を保持して役割に応じて使い分けていく。費用対効果があれば年会費を払う事にも抵抗はほとんど無い。
ここまでくるとカードは何枚ももっていますから、これ以上増やす事に何かしらメリットがあるのかは逆によく考えるべきだと思います。メリットがあるなら契約すべきかもしれません。
5メガ(所持枚数10枚以上)
クレジットカードをどんどんと契約していき、中には使わないものもたくさんあるというタイプ。財布には入りきらずに管理も大変。
私自身そこまで無尽蔵にカードを契約するタイプではありませんから何とも言えませんが、一度すべてのカードに対して精査をしてみるべきではないかなと思います。
私は1から始まってだんだんと枚数が増えていき今では4番の段階でしょうか。不要なクレカは解約していますが、年会費無料であればそのまま保持して箪笥の肥やしになっています。中には年会費を払っているものもあるので完全に得しているとは言い難いですが、クレカはうまく使えば消費者にデメリットは無いのでうまく使いこなしていきたいなと思います。